映像翻訳|海外のテレビ番組や映画の映像翻訳を仕事にするための学校です。多くの修了生、受講生がドラマ、アニメーション、ドキュメンタリー番組など多方面で活躍しています。



  ★当サイト初!!公募ライターによる1作品同時紹介★「デス・プルーフinグラインドハウス」
9月に開催した映画館鑑賞券プレゼント企画に応募して見事チケットをゲットした3名の方が、実際に映画を見て紹介文を寄稿してくれました。
さらに翻訳センターの藤田庸司も映画に感銘を受け、投稿を決意。かくして次の4つの紹介文が出揃いました!
「デス・プルーフinグラインドハウス」、あなたならどう見ますか?
 
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Vol.21
「デス・プルーフ in グラインドハウス」

by  山田裕子 
2007年4月期基礎Iコース修了

刺激的な退屈を味わおう !
「グラインドハウス」とは、1960〜80年代、アメリカの至るところに存在していたという場末の映画館のこと。そこではバイオレンスとお色気が売りの安っぽいB級映画が2本立てや3本立て上映されていました。当時はきっと、映画のサウンドトラックを子守唄がわりに、多くの観客が毎夜のように大イビキをかいていたのでしょう…。そんな“「グラインドハウス」ムービー”の魅力をたっぷり教えてくれるのが、クエンティン・タランティーノ監督の「デス・プルーフinグラインドハウス」。タランティーノがスクリーンの裏でニヤけているのが目に浮かぶ、痛快な“おバカ映画”です。
バーで夜遊び中の女の子たちが、「耐死仕様(デス・プルーフ)」のスポーツカーを駆る男(カート・ラッセル)に出会い、彼女らのうちの一人が男の車に乗り込んだ時、彼の恐ろしい素顔が明らかになる…。これが物語の「はじまり」ですが、コトが起きるのは開始から1時間後!それまでは、極めてどうでもいい内容のガールズトークが延々続きます。しかし、全体のうちかなりの割合を占めている、一見ムダに見えるシーンこそが、この映画の醍醐味。そこで噛み殺したアクビの数だけ、その後に続く悲惨なショック映像、CGなしの迫力のカースタント、そして空いた口の塞がらない衝撃のラストまでを、お腹いっぱい楽しめるのです。“The End”のテロップが出るその瞬間をお楽しみに!在りし日の「グラインドハウス」にいる気分で床じゅうにポップコーンを撒き散らし、前の席をドカドカ蹴って大はしゃぎしても、誰も怒らないはずですよ(保証はしませんが)。