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Mr.DOBASHI no テキサス映画通信

”Houston, we have a problem!(38)

Dobashi Shuichiro 土橋 秀一郎


Backnumber

マリナーズVSアストロズ戦を観た。この日は試合直前にアストロズの エースだったダリル・カイル(現カーディナルス)がホテルで死んでい るのが発見されたために、アストロズの主力3人(バグウェル、ビジ オ、オースマス)はショックでスタメンから外れるアクシデント。試合 は凡打戦でイチローも内野安打1本と振わないまま2−2で延長戦へ。 結局12回裏に代打で登場したバグウェルのヒットでアストロズがサヨナ ラ勝ちし、前日の借り(0−8で完敗、イチローは3安打)を返した。 予想通り異様に日本人観客の多いゲームでした。

さて、先頃AFI(American Film Institute)が"Best 100 Love Stories" を発表し、NBCが3時間の特番を打った。以下はそのトップ10:

1. 「Casablanca」(「カサブランカ」'42)
2. 「Gone with the Wind」(「風と共に去りぬ」'39)
3. 「West Side Story」(「ウエストサイド物語」'61)
4. 「Roman Holiday」(「ローマの休日」'53)
5. 「An Affair to Remember」(「めぐり逢い」'57)
6. 「The Way We Were」(「追憶」'73)
7. 「Doctor Zivago」(「ドクトル・ジバゴ」'65)
8. 「It's a Wonderful Life」(「素晴らしき哉、人生」'46)
9. 「Love Story」(「ある愛の詩」'70)
10. 「City Lights」(「街の灯」'31)


男だってラブストーリーを観る。ただ、「ある愛の詩」みたいに濃いの を受け付けないだけだ。そこで今回は、「Texas Movie Award ラブス トーリー男性評議会」による"All Time Best 55 Love Stories"を発表す ることにしたので、参考にされたい。

まずは今回のムービーレヴューから。



 


1. 「Insomnia」 B+
(出演: アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムス、ヒラリー・スワン ク、マーティン・ドノバン、監督: クリストファー・ノーラン)

昨年の傑作「Memento」の監督/脚本家クリストファー・ノーランが、 「Traffic」、「Ocean's Eleven」のスティーヴン・ソダーバーグの全面 支援を受けて放つ本作は、久し振りにアル・パチーノの熱演を引き出す 好編となった。パチーノはLAの伝説的刑事ドーマーで、パートナーと ともにアラスカで起こった猟奇殺人の捜査を手伝う。ドーマーは殺人犯 (ロビン・ウィリアムス)の正体を難なく突き止めるが、殺人犯がドー マーの弱みを握っていたことから逮捕できず、逆に2人の間に奇妙な連 帯感が生まれる。そしてもう1人真相に近づいて行く地元の刑事が 「Boys Don't Cry」のヒラリー・スワンクだ。アラスカの白夜と良心の 呵責のために不眠症(Insomnia)に悩むパチーノの演技は圧倒的な臨場 感で、来年のオスカーレースにも絡んで来そうで楽しみだ。ロビン・ ウィリアムスとヒラリー・スワンクの抑えた演技もいい。そしてクリス トファー・ノーランはアラスカという舞台を上手く使った正攻法の演出 で閉塞感のあるサスペンスを持続させ、本物であることを見事に証明し た。Aランクにしなかった理由は、アラスカの地方警察の捜査の描かれ方 があまりに甘いからだ。尚、本作の製作総指揮にはソダーバーグととも にジョージ・クルーニーも名を連ねている。
(オフィシャルサイト: http://www.insomniamovie.com


2. 「Enough」 C
(出演: ジェニファー・ロペス、ビリー・キャンベル、ノア・ワイ リー、ジュリエット・ルイス、フレッド・ウォード)

力作揃いの今年のサマームービーの中では、この程度の出来ではとても 太刀打ちできない。ジェニファー・ロペス扮するスリムはウェイトレス で、建築会社の社長ミッチ(ビリー・キャンベル)に見初められて結 婚、一女をもうける。だが結局スリムは、浮気癖があるばかりか暴力で 家庭を支配しようとする夫から逃げ出して、別名で娘と2人で暮らし始 める。それでも執拗に追ってくるミッチ。スリムは密かにマーシャル・ アーツを習い、ミッチと永遠に決別するために反撃に出るが…。とり立 てて悪いストーリーではないのだが、ミッチの描き方はマンガの悪役の ようで笑ってしまうし、数分間で見違えるように強くなってしまうスリ ムも不自然を通り越して馬鹿馬鹿しい。おかげで飛ぶ鳥をも落とす勢い のジェニファー・ロペスの魅力も出しようがなかった。とにかくこれは 金の取れない脚本だ。唯一テレビドラマのファンにとっては、ビリー・ キャンベルとノア・ワイリーという「Once and Again」(CBS)、「ER」 (NBC)のナイスガイ2人が揃って不快な悪役を演じているのが面白いと いえば面白い。
(オフィシャルサイト: http://www.sonypictures.com


3. 「Spirit: Stallion of the Cimarron」 A-
(ナレーション: マット・デイモン)

この心の洗われるようなドリームワークスのアニメーションは、この夏 蜘蛛男やジェダイにはない純粋で大きな感動を与えてくれる。舞台は開 拓時代の西部。そこで生を得た荒馬(後にスピリットと名付けられる) が、騎兵隊に捕われる。断固として飼い慣らされることを拒否するスピ リットは、捕虜であったインディアン青年リトル・クリークと共に騎兵 隊キャンプを脱出する。だがやがてスピリットは、インディアン部落を 急襲する騎兵隊のキャプテンと再度対峙し、自由をかけた戦いに挑む。 大いなる西部の大自然を背景にスピリットの成長と恋愛、リトル・ク リークとの友情を謳い上げる本作は、終盤の「自由への飛翔」で最高潮 に達する。このシンプルで妥協のないストーリーを支えるのは古典的な がら躍動的なアニメーション技術、擬人化を最小限に抑えた演出の妙 (スピリットの心情はマット・デイモンのナレーションのみで語られ る)、そして「Here I am」を始めとするブライアン・アダムスが全曲提 供する素晴らしい主題歌の数々だ(CDも買ったぞ)。斬新ではないが新 鮮、洗練されてはいないがむしろ崇高なこの極上の物語が終わると、家 族連れで満員の場内から大きな拍手が涌き起こった。
(オフィシャルサイト: http://www.dreamworks.com/spirit


4. 「The Sum of All Fears」 B
(出演: ベン・アフレック、モーガン・フリーマン、ジェイムズ・ク ロムウェル、リーヴ・シュレイバー、ブリジッド・モイナハン)

3週目の「Episode II」を押えて興行成績トップに立った、「レッド・ オクトーバーを追え」、「パトリオット・ゲーム」、「今そこにある危 機」に続くトム・クランシーによるベストセラーの映画化。ストーリー は、かつてアメリカがイスラエルに極秘で提供した核弾頭の1つを入手 したネオ・ナチグループが、これをアメリカ国内で爆発させて冷戦下の 米・ロシアの全面戦争を引き起こそうというもの。これを阻止しようと 大活躍するCIAアナリストのジャック・ライアンがベン・アフレッ ク。だがこのキャスティングが致命的。過去にアレック・ボールドウィ ンとハリソン・フォードがそれなりに重厚に演じて来たジャック・ライ アンだが、ベン・アフレックは「アルマゲドン」のノリで演っちゃっ た。おかげでモーガン・フリーマンの渋いCIA長官も、リーヴ・シュ レイバーのクールな現場工作員クラークもしらけてしまい、トム・クラ ンシー最大の持ち味であるスーパー・リアリティーとエンターテインメ ントの高度なバランスを完全に失ってしまった。全編スピーディーで飽 きさせないので見て損はない軍事スリラーだが、少なくともトム・クラ ンシーのファンは期待しない方が良いだろう。
(オフィシャルサイト: http://www.sumofallfearsmovie.com


5. 「Undercover Brother」 B+
(出演: エディ・グリフィン、クリス・カタン、デニス・リチャー ズ)

本作はキャストから考えてもまず日本ではヒットしないか下手をすると 公開もされないだろうが、「オースティン・パワーズ」、「黒いジャ ガー」、「燃えよドラゴン」、「007」などを徹底的にパロったアクショ ンコメディだ。"The Man"という白人絶対主義者が、その右腕のフェザー (「サタデー・ナイト・ライブ」のクリス・カタン)を使って展開する のが"Operation White Wash"と呼ばれる極秘作戦。"The Man"はアメリカ 初の黒人大統領候補の将軍(「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」のビリー ・ディー・ウィリアムス、勿論コリン・パウエルがモデルだ)を影で操 り、ドラッグ入りフライドチキンのチェーン店を使って全ての黒人を骨 抜きにしようとする。これを阻止するのが"brOTHERHOOD"と呼ばれる黒人 による秘密機関で、そのトップエージェントがエディ・グリフィン演じ るUndercover Brotherだ("brOTHERHOOD"には他にもConspiracy Brother、Smart Brother、Chief Brotherなどがいる)。グリフィンは 「燃えよドラゴン」で登場したアフロヘアーの黒人武闘家そっくりのコ スチュームでそのオフビートぶりをアピールする。この脚本の頭が良い ところは、黒人から見た白人、白人から見た黒人と、ギャグを双方向に 使っている点で、「NBAのスリー・ポイント・シュート制は白人プレイ ヤーの得点アップのため」なんてセリフや、「対黒人用のクリプトナイ ト」として白人娘のデニス・リチャーズ(「World Is Not Enough」)が 登場したりする。全編を通じて鋭いギャグが小気味良く決まる上に、意 外な場面展開も楽しめる。しっかりしたストーリーラインも持っている し、今時珍しい良く出来たアクション・コメディだ。
(オフィシャルサイト: http://www.undercover-brother.com/


6. 「Bad Company」 B-
(出演: アンソニー・ホプキンス、クリス・ロック)

これはジェリー・ブラッカイマー印ながら、鈍くてあまり笑えないアク ション・コメディ。CIA工作員のアンソニー・ホプキンスは、核兵器 を扱うロシアの武器商人を罠にかけようとしていたが、任務途中で腹心 の部下を失う。ホプキンスは任務を続けるために、死んだ部下の双子の 片割れジェイク(クリス・ロックが2役)を替え玉に仕立て上げるのだ が…。この作品には大きなポイントが2つあった。ホプキンスがいわば ヒギンス教授で、ストリートスマートのジェイクをいかに洗練されたC IAマンに変身させるかという前半のポイントと、当然計画通りに行か ないオペレーションを、ジェイクが持ち前の口八丁手八丁でどう切り抜 けていくかという後半のポイントだ。だがそのどちらも脚本が書き込み 不足だったためにクリアーできず、結果は惨澹たるものに終わってし まった。しかもクリス・ロックは前作の「Down to Earth」の時にも書い たがスタンダップ・コメディアンとしては一流でも役者としては2流 で、ウィル・スミスやエディー・マーフィーには当然としても、ジェイ ミー・フォックスやマーティン・ローレンスにも及ばない。唯一楽しめ るのはアンソニー・ホプキンスで、CIAの中間管理職を渋々勤めなが らガンファイトも粋にこなしている。
(オフィシャルサイト: http://www.badcompany.movies.com


7. 「The Bourne Identity」 B
(出演: マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、クリス・クー パー、クライブ・オーウェン)

まず知っておいて欲しいのは、ロバート・ラドラムによる同名の原作 (邦題名「暗殺者」新潮文庫刊)は、'83年度の「日本冒険小説大賞」も 受賞しているスパイ・アクションの金字塔だということだ。銃器の扱い と格闘技に長け、整形手術の跡があり、皮膚にスイス銀行の口座番号が 彫られたチップを埋め込まれた記憶喪失の男。その男が自分のアイデン ティティーを求め始めると、彼は警察に追われ、正体不明の暗殺団にも 狙われる。世界中で味方は自分を匿ってくれた女性マリーだけ。やがて 見え隠れする伝説的な暗殺者カルロス。自分がカルロスなのか?一 度読み始めたら止められないスーパースリラーだ。この小説には有名な 逸話があって、ある出張中のビジネスマンが飛行機の中で誰かが忘れて いったこの本を読み始めたら面白くて止 められない。一気に最後まで読んだのはいいが、何と最後の一章が破り 取られている。所有者はハードカバーが重いので、フライトで読み終え なかった部分だけ持ち去ったらしい。ビジネスマンは結末が知りたくて 気が狂いそうだったが、表紙の裏に所有者の名前と電話番号が書かれて いるのを見つける。彼は空港に着くとすぐにその番号に電話をして、前 の所有者に結末を読んでもらったという。

長くなったが話を映画の方に戻すと、原作を読んでいる人はがっかりす る。何故なら記憶喪失の男(マット・デイモン)と彼に協力するマリー という設定以外は、ストーリーが小説とは全く変えられているからだ。 謎解きも単純で、しかもカルロスのカの字もでてこない。しかし原作を 全く知らない人にとっては、これはアクション・ムービーとしてかなり いけるのではないか。全編テンポ良くメリハリのある展開は飽きさせな いし、マット・デイモンは無難にアクションシーンをこなしている。そ してあまり美人とは言えないマリー(「Run Lola Run」のフランカ・ポ テンテ)が逆に映画にリアリティーを与え、CIAのヒットマンを演 じるクライブ・オーウェンも渋い。原作をまだ読んでいないラッキーな 人は、映画を見てから小説を読むと人生で得した気分になるぞ。
(オフィシャルサイト: http://www.thebourneidentity.com/index_2.html


8. 「Windtalkers」 A
(出演: ニコラス・ケイジ、アダム・ビーチ、ロジャー・ウィリー、 クリスチャン・スレイター、監督: ジョン・ウー)

これは間違いなくジョン・ウーの最高傑作で、最近の戦争映画の中でも 群を抜いていい。第2次大戦下のサイパン島―。米軍はナバホ語を通信 コードに使うためにナバホ・インディアンを訓練して通信兵として使っ ていた。彼等は"code talker"と呼ばれ、その護衛として海兵隊が付いて いた。だが実は海兵隊が日本軍から守るのはナバホ通信兵ではなく、 「通信コードそのもの」、ナバホ兵は決して捕虜になってはならないの だ。ニコラス・ケイジが扮するのは既に部下をすべて失っていて潜在的 な自殺願望があり、前線復帰を希望するエンダース伍長。だがエンダー スは意に反してナバホのベン(アダム・ビーチ)をガードする任務を帯 びる。人の良いベンとは常に距離を置いて接するエンダースだが…。終 始米軍と日本軍との迫真の接近戦を展開しながらも、あくまでジョン・ ウーの演出は任務とヒューマニティーとの葛藤に悩むエンダースと、正 規兵として認められないナバホ族兵士の苦脳を中心に据えた見事なもの で、感動的だ。また久々にニコラス・ケイジの気合いの入った演技も見 られるし、ナバホ役のアダム・ビーチとロジャー・ウィリーのキャラク ターも忘れ難い。
ニコラス・ケイジが日本語を話すシーンはご愛嬌だが、アジア系の監督 のせいか日本軍の描写にも驚くほど違和感がなく、まず戦争映画として これ以上は望めない出来栄えだ。
(オフィシャルサイト: http://www.mgm.com/windtalkers/


9. 「Minority Report」 B+
(出演: トム・クルーズ、コリン・ファレル、マックス・フォン・シ ドー、サマンサ・モートン、監督: スティーヴン・スピルバーグ)

「A.I.」に続くスピルバーグの新作は、トム・クルーズの魅力も手伝っ てなかなか良く出来たSFミステリーに仕上がった。原作はフィリップ・ K・ディックの同名短編。舞台は2054年のワシントンD.C.で、クルーズ はPrecrime社の責任者ジョンに扮する。Precrime社は"Precog"と呼ばれ る3名の超能力者の夢を使って殺人を事前に察知し、犯人(罪を犯す前 でも既に犯人だ)を逮捕する会社で、このシステムはワシントンの殺人 事件を激減させる。だが、ジョンは覚えのない自らの殺人計画を予知さ れたために、ワシントンのアンダーグラウンドを逃げ回りながら、自分 の殺人の真相を突き止めようとする。幼い息子を失った過去があり、ド ラッグに溺れ、ついに逃亡者に成り果てるジョンのキャラクターは暗 い。また「スピルバーグ+クルーズ」からつい期待してしまう圧倒的な 面白さはないし、最後に暴かれる真相も容易に読めてしまうが、完成度 の高いダークミステリーだ。
余談だが、本作で使用されたLexus(トヨタの米国高級車用ブランド)の 未来車"Minority Report"をHouston Auto Showで見てきた。どうやらト ヨタの未来だけは安泰なようだ。
(オフィシャルサイト: http://www.minorityreport.com/


10. 「Lilo & Stitch」 B
(声の出演: デイヴィー・チェイス、ティア・カレル、デヴィッド・ オグデン・スタイアーズ)

ドリームワークスの「Spirit」に対するディズニーの回答が本作だが、 今回はディズニーの完敗。スティッチはエイリアンのマッドサイエン ティストによって生み出された「破壊種」で、地球(ハワイ)に逃げ込 んで犬のふりをしている。それを知らずに引き取るのが両親を失い姉に 育てられている問題児のリロで、スティッチはリロとの生活を通じて次 第に家族という意識を持ち始める。アニメーションはいつもながら良く 出来ているし、ハワイを舞台にした効果も良く出ている。しかしこの作 品の大問題は、手のつけられない「破壊種」のスティッチの方が手なづ けられたスティッチより遥かに見ていて面白いという点だ。要するに前 半が「グレムリン」で、後半が「E.T.」なのだが、この移行がスムース に行われなかったために、「家族愛」というテーマがぽっかりと浮いて しまい、いつものディズニー作品ほど大人の鑑賞に耐えられないのだ。
(オフィシャルサイト: http://disney.go.com/disneypictures/liloandstitch/flash.html


《All Time Best 55 Love Stories》
by Texas Movie Award男性評議会

1.* 「It Happened One Night」(「ある夜の出来事」'34)
   クラーク・ゲーブル+クローデット・コルベール
2. 「The Summer of '42」(「おもいでの夏」'71)
   ジェニファー・オニール+ゲイリー・グライムズ
3.* 「Casablanca」(「カサブランカ」'42)
   ハンフリー・ボガート+イングリッド・バーグマン
4.* 「Marty」(「マーティ」'55)
   アーネスト・ボーグナイン+ベッツィー・ブレア
5.* 「Roman Holiday」(「ローマの休日」'53)
   オードリー・ヘップバーン+グレゴリー・ペック
6.* 「The African Queen」(「アフリカの女王」'51)
   ハンフリー・ボガート+キャサリン・ヘップバーン
7.* 「The Apartment」(「アパートの鍵貸します」'60)
   ジャック・レモン+シャーリー・マクレーン
8. 「Heaven Can Wait」(「天国から来たチャンピオン」'78)
   ウォーレン・ベイティ+ジュリー・クリスティー
9.* 「The Goodbye Girl」(「グッバイガール」'77)
   リチャード・ドレイファス+マーシャ・メイスン
10.* 「Annie Hall」(「アニー・ホール」'77)
   ウッディ・アレン+ダイアン・キートン
11.* 「Breakfast at Tiffany's」(「ティファニーで朝食を」'61)
   オードリー・ヘップバーン+ジョージ・ペパード
12.* 「Sabrina」(「麗しのサブリナ」'54)
   オードリー・ヘップバーン+ハンフリー・ボガート
13.* 「An Officer and a Gentleman」(「愛と青春の旅立ち」'82)
   リチャード・ギア+デボラ・ウィンガー
14. 「Nightshift」(「ラブ・IN・ニューヨーク」'82)
   ヘンリー・ウィンクラー+シェリー・ロング
15. 「Starman」(「スターマン」'84)
   ジェフ・ブリッジス+カレン・アレン
16.* 「Jerry Maguire」(「ザ・エージェント」'96)
   トム・クルーズ+レニー・ゼルウィガー
17. 「High Society」(「上流社会」'56)
   グレース・ケリー+ビング・クロスビー
18.* 「Gigi」(「恋の手ほどき」'58)
   レスリー・キャロン+モーリス・シュヴァリエ
19. 「It Could Happen to You」(「あなたに降る夢」'94)
   ニコラス・ケイジ+ブリジッド・フォンダ
20.* 「Moonstruck」(「月の輝く夜に」'87)
   シェール+ニコラス・ケイジ
21.* 「Witness」(「刑事ジョン・ブック/目撃者」'85)
   ハリソン・フォード+ケリー・マクギリス
22.* 「Barefoot in the Park」(「裸足で散歩」'67)
   ロバート・レッドフォード+ジェーン・フォンダ
23.* 「The Quiet Man」(「静かなる男」'52)
   ジョン・ウェイン+モーリン・オハラ
24. 「Mona Lisa」(「モナ・リザ」'86)
   ボブ・ホスキンス+キャシー・タイソン
25.* 「When Harry Met Sally」(「恋人たちの予感」'89)
   メグ・ライアン+ビリー・クリスタル
26. 「Irma La Douce」(「あなただけ今晩は」'63)
   ジャック・レモン+シャーリー・マクレーン
27. 「The Benny Goodman Story」(「ベニイ・グッドマン物語」'55)
   スティーヴ・アレン+ドナ・リード
28.* 「Ladyhawke」(「レディ・ホーク」'85)
   ルトガー・ハウアー+ミシェル・ファイファー
29. 「Getaway」(「ゲッタウェイ」'72)
   スティーブ・マックィーン+アリー・マックグロウ
30. 「Funny Face」(「パリの恋人」'57)
   オードリー・ヘップバーン+フレッド・アステア
31.* 「To Catch a Thief」(「泥棒成金」'55)
   ケイリー・グラント+グレース・ケリー
32.* 「Pretty Woman」(「プリティ・ウーマン」'90)
   ジュリア・ロバーツ+リチャード・ギア
33.* 「The Bridges of Madison County」(「マディソン郡の橋」'95)
   クリント・イーストウッド+メリル・ストリープ
34. 「Arthur」(「ミスター・アーサー」'81)
   ライザ・ミネリ+ダドリー・ムーア
35. 「Leaving Las Vegas」(「リーヴィング・ラスベガス」'95)
   ニコラス・ケイジ+エリザベス・シュー
36.* 「Ghost」(「ゴースト/ニューヨークの幻」'90)
   パトリック・スウェイジ+デミ・ムーア
37.* 「My Fair Lady」(「マイ・フェア・レディ」'64)
   ジュリー・アンドリュース+レックス・ハリスン
38.* 「Lady and the Tramp」(「わんわん物語」'55)
   レディ+トランプ
39. 「Say Anything」(「セイ・エニシング」'89)
   ジョン・キューザック+アイオン・スカイ
40. 「The Wedding Singer」(「ウェディング・シンガー」'98)
   アダム・サンドラー+ドリュー・バリモア
41. 「As Good as It Gets」(「恋愛小説家」'97)
   ジャック・ニコルソン+ヘレン・ハント
42.* 「Titanic」(「タイタニック」'97)
   レオナルド・ディカプリオ+ケイト・ウィンスレット
43.* 「Dirty Dancing」(「ダーティ・ダンシング」'87)
   パトリック・スウェイジ+ジェニファー・グレイ
44. 「Moulin Rouge」(「ムーラン・ルージュ」'01)
   ニコール・キッドマン+ユアン・マクレガー
45.* 「Beauty and the Beast」(「美女と野獣」'91)
   ベル+野獣
46.* 「Shakespeare in Love」(「恋に落ちたシェイクスピア」'98)
   グゥイネス・パルトロウ+ジョゼフ・フィアンズ
47.* 「Sleepless in Seattle」(「めぐり逢えたら」'93)
   トム・ハンクス+メグ・ライアン
48. 「Horse Whisperer」(「モンタナの風に吹かれて」'98)
   ロバート・レッドフォード+クリスティン・スコット・トーマ ス
49. 「While You Are Sleeping」(「あなたが寝ている間に」'95)
   サンドラ・ブロック+ビル・プルマン
50. 「Phenomenon」(「フェノミナン」'96)
   ジョン・トラボルタ+カイラ・セジウィック
51. 「The Terminator」(「ターミネーター」'84)
   リンダ・ハミルトン+マイケル・ビーン
52. 「True Romance」(「トゥルー・ロマンス」'93)
   クリスチャン・スレイター+パトリシア・アークウェット
53. 「Bed of Roses」(「マンハッタン花物語」'96)
   クリスチャン・スレイター+メアリー・スチュアート・マス ターソン
54. 「Sea of Love」(「シー・オブ・ラブ」'89)
   アル・パチーノ+エレン・バーキン
55. 「Chasing Amy」(「チェイシング・エイミー」'97)
   ベン・アフレック+ジョーイ・ローレン・アダムス


リストの中で数字に*印が付いている作品はAFIのべスト100にも入ってい るもの。何で「風と共に去りぬ」が入っていないかって?―実は未だに 一度も観たことがない。

2002年サマームービーも佳境に入ってきたが、まだまだ「MIB II」、 「Austin Powers in Goldmember」、「Signs」(メル・ギブソン)、 「Mr. Deeds」(アダム・サンドラー)、「XXX」(ヴィン・ディーゼ ル)、「Simone」(アル・パチーノ)、「Road to Perdition」(トム・ ハンクス)、「Blood Work」(クリント・イーストウッド)、「K-19: The Widowmaker」(ハリソン・フォード)、などが控えており、映画 ファンにはこたえられない季節が続く。