日本映像翻訳アカデミー

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【英日映像翻訳コース】修了生 黒岩敏子さん
映像翻訳者にとって年齢はハンデではなくメリット
【英日映像翻訳コース】修了生 黒岩敏子さん

2010年10月期 基礎コース・? 修了
2011年4月期 基礎コース・? 修了
2011年10月期 実践コース 修了
実践コース修了時のトライアルに合格
映画祭上映作品の字幕などを手がける


※2013年4月期より、英日映像翻訳コースは英日映像翻訳科に、基礎コース・?は総合コース・?、基礎コース・?は総合コース・?に改編します。

映像翻訳者にとって年齢はハンデではなくメリット
映像翻訳を学び始めたのは、定年を2年後に控え、何かできることはないかと探していた時期でした。JVTAの説明会で印象的だったのは、「翻訳の勉強をしてもプロにはなれないというのは誤解。当校では修了生の多くが活躍している」という新楽講師の言葉です。とはいえ、当初は趣味やボランティアで関わりたいという習い事感覚で基礎コース・?から受講しました。翻訳を初めて学ぶまでは年齢をハンデだと感じていたのですが、講義を受けるうちに自分の中に蓄積された経験や知識を“総動員”して言葉を紡げることが、むしろメリットなのだと分かりました。東京オリンピックやビートルズ来日などをリアルタイムで知っていることは、映像翻訳者としてかけがえのない体験なのだと。

◆1年半の間課題に取り組み、確実に早くこなせるようになった
フルタイムで勤務しながら受講していたので、課題に取り組む期間は基礎コース・?は土曜1日、基礎コース・?は土日2日間、実践では土日に加え、平日の夜中も追われるといった感じでしょうか。「とりあえず何でもいいから最後まで終わらせよう」という姿勢で課題に取り組んだ時は、あまりにも原稿がひどすぎて、自分でもがっかりしてしまうことも。逆に徹底的に考えて細部にこだわり続けると、疲れ過ぎて終わらなくなってしまいます。講師は、「作業時間はやっていくうちに絶対に早くなるから大丈夫。はじめはゆっくり時間をかけなさい」とアドバイスしてくれました。毎回与えられる課題は、アスリートが贅肉を落とし、筋肉をつけるための負荷のような存在。振り返ってみると、少しずつじっくり考えながらも、スピードを上げるさじ加減を身につけ、確実に早くこなせるようになったと実感しています。

◆クラスでビシビシと指摘しあうディスカッションはチーム翻訳の大切なスキル
実践コースでは課題の量が一気に増えるうえ、弱点をビシビシ指摘されます。クラスでは、ほぼ毎回全員の原稿が配布され、「自分のことは棚に上げて沢山批評しなさい」と言われ、ディスカッションをしました。私はどうもこれが苦手で実はあまり積極的に意見を言うことができませんでした。でも、仕事として映画祭の字幕にチーム翻訳で取り組む中で、「人の原稿を厳しい目で見られなければ自分の原稿の欠点にも気づけない」ことを実感し、この講義スタイルの重要性がよく分かるようになりました。

実践コースでは、前半で字幕を、後半に吹き替えを学びます。字幕として最適なコンパクトで見た目にも分かりやすい言葉を考えるクセがついた後で、急に吹き替えになった時はとまどいました。耳で聴いて分かる言葉選びに加え、声優さんが読むための台本を作るという作業を通して字幕とは全く別物であることを実感したのです。他にもボイスオーバーなどあらゆるジャンルに取り組みましたが、個人的にはセレブのインタビューが面白かったですね。ドキュメンタリーのような堅いきっちりとした文章よりも、話者の特長を活かして、自分なりの表現を探す作業は自由に楽しく取り組めました。また、あらゆるジャンルに携わりプチ専門家になれるのも映像翻訳者の醍醐味です。火星探査にまつわる映像を訳した後に、テレビで火星探査機キュリオシティのニュースを観た時は、まるで関係者のようなときめきがあったのを覚えています。

◆映像翻訳は英語が得意で定年後のスキルを探している人にお勧め
実践コースの修了時に新楽講師から「これであなたたちはプロですから名刺を作りなさい」と言われた時は、これからどうしようと不安になりました。でもトライアルに合格した現在、OJTを経て着実に仕事のお話を頂いています。今はまだ、会社勤務があるため、本格的な仕事は始めていませんが、「プロの世界は意外と身近にある。決して遠くはなかった」というのが私の正直な気持ちであり、今では日英翻訳にも興味を持ち始めています。私のように定年後に英語力を活かしたスキルを探しているという方に、ぜひ映像翻訳をお勧めしたいですね。


★【英日映像翻訳科】総合コース・? の詳細はこちら
http://www.jvtacademy.com/chair/course1.php
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