●バレーボールの豆知識(4)
時間差攻撃
バレーに詳しい人ではなくても聞いたことのある言葉ではないでしょうか?この攻撃スタイルは、現在世界中で使われていますが、もともとは日本選手が編み出したものなのです。それまでの常識を覆すような、鮮やかな時間差攻撃によって、日本男子チームは1972年のミュンヘンオリンピックで金メダルを獲得しました。
時間差攻撃では、おとりのアタッカーAがジャンプしてスパイクを打つふりをし、そのおとりにつられた相手チームのプレーヤーがブロックするためにジャンプしたところで、別のアタッカーBに素早くトスを上げます。相手の防御が手薄になった状態でアタッカーBはスパイクを打てるので、得点につながる確率が高まります。まさにコンマ数秒の「時間差」が成否を分けるのです。
今回のセルビア戦で見せた千葉選手の時間差攻撃を、セルビアチームはまったく読めていませんでした。相手チームを翻弄する高度な技術は、見ていて爽快です。なお、時間差攻撃には、一人のアタッカーがおとりと実際のアタッカー、つまりAとBの二役をこなす「一人時間差攻撃」というバリエーションもあります。 |
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