日本映像翻訳アカデミー

情報セキュリティについて

情報セキュリティの国際規格「ISO/IEC 27001」を取得

2019年8月27日、日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は、強固な情報セキュリティ体制(ISMS=Information Security Management System)を保持する企業に与えられる国際規格「ISO/IEC 27001:2013」の認証を取得いたしました。

今回の認証取得により、JVTAの情報資産における管理体制が、国際標準規格に適合したものであると第三者機関に認められたことになります。これは、翻訳エージェント部門がある映像翻訳スクールとして初めてのことです。


ISMSとは?

Information Security Management Systemの略称。組織全体で、情報セキュリティを守るために行う、効果的かつ継続的な取り組み・仕組みです。情報セキュリティポリシーの策定・組織内への教育訓練・セキュリティ評価・見直しなどを行います。

「ISO/IEC 27001:2013」とは、信頼を得られる情報セキュリティレベルを達成することを目的とする国際規格です。スイス・ジュネーブに本部があり、全産業分野に関する国際規格の作成を行っているISO(International Organization for Standardization=国際標準化機構)と電気・電子技術分野の国際規格の作成を行っているIEC(International Electrotechnical Commission=国際電気標準会議)が共同で策定しているため、「ISO/IEC」のように両方の名称が記載されています。


職業訓練と就業支援で社会に貢献し続けるために

JVTAは1996年の創業から20年以上にわたり、映像翻訳を軸に通訳や記事翻訳、書籍翻訳など言葉を職能とする人たちを育成してきました。その数は6000人以上に及びます。昨今では企業の海外向けPRのためのコンテンツの多言語化に加え、海外向けの広報についての講座を行うなど、さらに幅広いジャンルで活躍する人たちのサポートを、教育と仕事受発注の両面からサポートしています。

二つ以上の言語の習得に人生を重ねる人に「職業訓練」と「就業支援」を行い、世界中のコンテンツの魅力を伝えること。学校として、エージェントとして、そして組織としてグローバルに成長し、さらなる高みを目指したいという思いから、情報セキュリティという側面でその基盤を強化するために、本認証の取得に至りました。


JVTAの“二つの成長”を背景とする、「ISO/IEC 27001」認証取得

成長①「職業訓練・学校教育」

国内では、30歳以上の社会人中心の受講者層が昨今は大学生、20代の若手層にまで拡大中。海外からの受講生も増加しており、オンラインでの講義や、日本語学習者向けの講座も展開しております。職業訓練校として、多様化する学習者に対応すべく、世界中の受講生・修了生の皆さまの情報を安全に取り扱うことに努めてまいります。


成長②「映像翻訳実務」

国内市場だけでなく、海外市場においても、アメリカをはじめヨーロッパ、ロシア、アジア諸国へのさらなる事業範囲拡大を進めています。翻訳エージェントとして、国内外の顧客の情報を安全に取り扱うことをお約束いたします。


<認証概要>

適用規格:ISO/IEC 27001:2013 / JIS Q 27001:2014
認証登録番号:JUSE-IR-450
認証登録日:2019年8月27日
認証機関:一般財団法人 日本科学技術連盟 ISO審査登録センター
組織名:日本映像翻訳アカデミー株式会社
認証登録部門:翻訳通訳部門メディア・トランスレーション・センター(MTC)/翻訳通訳部門グローバル・コミュニケーション・サポート(GCS)/映像翻訳スクール部門/管理部/コーポレート・コミュニケーション部

今後もJVTAでは職業訓練校として、そして翻訳エージェントとしてセキュリティレベルの維持や、機密情報の保護、信頼の獲得にこれまで以上に力を入れてまいります。


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