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1つの番組、1つのシリーズを複数のプロの力を終結して仕上げる
短期間で映像尺の長い素材、あるいはシリーズものを翻訳する際に採用する映像翻訳手法が「チーム翻訳」です。
これは、日本映像翻訳アカデミーが独自に考案した手法で、1本の素材、あるいはシリーズに複数の翻訳者が関わることができるので、映像翻訳者の経験値の向上やキャリアアップだけでなく、人脈形成に非常にメリットのあるシステムです。
現在、「チーム翻訳」がもっとも多く採用されているのは映画祭ですが、DVDの特典映像のようなボリュームのある素材や、100話以上あるドラマシリーズ、タイトな納期で納品を求められるニュース/ゴシップ情報系の番組でも頻繁に使われています。
なお、「チーム翻訳」の現場では、翻訳者同士が電話やメールで常にコンタクトを取り合い、用語やトーンの統一などを図ったり、翻訳者同士で翻訳データを交換してお互いの翻訳原稿をチェックし合ったりすることもあります。
もちろん、総合的な指揮を執るのはメディア・トランスレーション・センター(MTC)の映像翻訳ディレクターですが、翻訳者同士のコミュニケーションや活発な意見交換が、翻訳のクオリティアップにつながります。
翻訳者とディレクターが毎日奮闘 「スポーツセンターUSA」
アメリカの4大スポーツ関連のニュースを中心に、1年365日、休むことなく放送されているJスポーツチャンネルの看板番組。翻訳チームのメンバーとディレクターは全員が当校の修了生です。翻訳作業は現地での放映直後からスタート。その日のシフトに入った翻訳者が分担して翻訳を仕上げ、ディレクターがチェック。オンエア時には、仕上がった原稿をもとに翻訳者みずからライブでアテレコを行っています。
アメリカの警察官の日常に密着 「全米警察24時 ~コップス」
カメラマンがパトカーに同乗し、犯人の追跡から逮捕、尋問までを完全密着取材するFOX CRIMEチャンネルの人気シリーズ。アメリカでは1989年に放送をスタートし、いまや全米を代表する長寿番組として知られています。経験豊富なチームメンバーが手がけた字幕は、まるで現場の息遣いが聞こえてくるようなリアリティに満ち溢れていると評判です。
衝撃的映像を選りすぐった「FOX全米人気映像集」
防犯カメラがとらえた犯罪シーン、警官と犯人とのカーチェイス映像、モータショーでの事故の瞬間などの決定的瞬間を次々と紹介する「FOX全米人気映像集」。FOXチャンネルで放送中のこの番組の翻訳には7~8名ほどの修了生が携わりました。メンバーはローテーションで翻訳を担当。翻訳者同士でのチェックも行い、字幕の質の向上をはかっています。
超人気! オーディション番組「アメリカン・アイドル シーズン7」
視聴者参加型のオーディション番組の代名詞ともいえる「アメリカン・アイドル」。2008年に放映されたシーズン7でも、予選~決勝まで5カ月近くにわたり、熱い戦いが繰り広げられました。注目度抜群の本番組の字幕翻訳にあたっては、10名近くの翻訳者でチームを組み、万全の体制で臨みました。候補者が絞られるにつれて翻訳者の皆さんの熱気もヒートアップ。1視聴者として手に汗握りながらの翻訳作業となりました。














