映像翻訳|海外のテレビ番組や映画の映像翻訳を仕事にするための学校です。多くの修了生、受講生がドラマ、アニメーション、ドキュメンタリー番組など多方面で活躍しています。

チーム・世界自然・野生生物映像祭

翻訳者さんの生の声をご紹介!
メンバー全員で力をあわせ、1つの作品を仕上げた全19チームを紹介します。
チーム翻訳ならではの苦労話や感動秘話などをお楽しみください。
翻訳チーム11:フラミンゴ
原題 : In The Pink
邦題 : 都会のフラミンゴ
尺 : 24分
チーム名 : フラミンゴ
メンバー : 田中敬子 ( リーダー ) / 関口惠津
あらすじ
インドの大都市ムンバイ。工場群の前には多くの鳥が集まる干潟がある。その中でも人気なのがピンク色をした優雅な鳥フラミンゴだ。干潟には工場廃水のおかげでフラミンゴが主食とする藻類が繁茂するからだ。フラミンゴは渡り鳥だ。雨季の間は他へ移動するが、一年の半分以上はこの干潟にとどまり、華麗な求愛ダンスを披露する。しかし現在、干潟が2つの危機に直面している。湾岸道路の建設による環境破壊と、水質汚染のせいでフラミンゴが食べる藻類に有害物質が含まれるようになったのだ。このままではムンバイにフラミンゴが飛来してこなくなる日も遠くない。フラミンゴの生態を研究することが都会に生きるフラミンゴを守る第一歩なのである。
翻訳者さんの声
< 田中敬子さん >
メンバー間の意見交換はメールで、というチームが多かったのではないでしょうか? 私たちはメンバー2人という少人数の利点を生かし、昼間は電話での話し合いを行いました。メールでは返事が届くまでにタイムラグがあり、それがチーム作業の弊害となります。しかし電話ならばそういう心配は無用です。コミュニケーションはいたってスムーズ。メールの数倍の速さで問題が解決します。また効率上のメリットばかりでなく、仲間と話すことで翻訳作業のストレス解消という精神面でのプラスもあります。肉声によるコミュニケーションに勝るものはないなと感じる、今回の作業でした。

今回は自分の担当作品を含め、4作品のチェックに関わりました。おかげさまで他の方の作品から多くのことを吸収し、野生生物モノ特有の表現や情報処理の仕方を学ぶことができました。今回のチーム翻訳に参加しなかったら、決して味わうことのなかった経験だと思います。自分の字幕を他人のものと同様にどれだけ客観視し、きちんと磨けるようになれるかが今後の課題です…。
< 関口惠津さん >
たまたま組んだ相棒が同期生であったということで、気心が知れていて楽な部分がありました。お互い遠慮なくチェックができたことがよかったと思います。
また、原稿に対して自分が普段気にしていない点を指摘されてよかったと思います。ただ全体のトーンを統一するのは難しかったです。

チーム翻訳 ( 全19チーム )