原題 : Africa's Outsiders
邦題 : 神の使者 〜アフリカのアウトサイダー〜
尺 : 52分
チーム名 : アウトサイダーズ
メンバー : 井出彩子 ( リーダー ) / 小酒紀子 / 本浄晃子
あらすじ
動物には独自の生活に適した毛色や体の模様がある。かつて、その姿に不満を持った動物たちがいた。そんなわがままな動物に自分の体の大切さを教えるため、神がこの世に使者を送り続けているという伝説がアフリカにはある。白いライオン、黄色いワニ、ピンクのカバ…これらは皆、神の使者だという。彼らは仲間と異なる体の色を持つことによって、敵や獲物に気づかれやすく、危険を伴った不便な生活を強いられる。そのため、若くして命を落とす者も多い。しかし、神も驚くほどに賢く、たくましく生き抜く者もいる。過酷な運命を背負いながらも懸命に生きる神の使者たち。だからこそ、私たちは彼らの姿に心を動かされ、神秘を感じるのかもしれない。
翻訳者さんの声
< 小酒紀子さん >
各自のカラーが濃く出ていたので、それを統一したトーンにしていく難しさを感じました。他の方の原稿をチェックした時は、初めは1枚1枚の字幕ばかりが気になり、「このパートは作品の中でどういう役割を果たしているのか ? 」と考えずにチェックしていましたが、次第に全体の流れを重視してチェックできるようになりました。とてもいい経験になりました。
< 本浄晃子さん >
私たちのチームはスカイプのチャットでやりとりをしていました。表記などわからないことがあれば1人で悩まず、すぐに相談できる相手が側にいること、また、深夜眠くなったときも励ましてもらって、とにかく「1人じゃない !」という気持ちになれたことがとても心強かったです。また、自分だけで考えるよりも様々な訳案や切り口が出てきて、仕上がりに反映させることができるので質もより高いものになったと思います。本当にチームの皆さんの努力の賜物です。お疲れ様でした!
自分のことを棚に上げて人の翻訳にコメントする、ということにかなり抵抗がありましたが、そこは割り切ってチェックするよう努めました。チェックの段階が踏むにつれ、色々な人の意見を聞きながらになってしまうので、ブレが生じて全体的に良くなったり悪くなったりと浮き沈みはあった気がしますが、最終に近づいた時点では何を重視すべきかということをリーダーがきちんと把握し、流れのある統一された訳に仕上げてくださいました。字幕が生まれて変化していく過程を見ることができたのは、とても良い経験でした。
アカデミーを修了してしばらく経つのですが、今回、この映像祭に参加することができて、忘れかけていたことや基本的なことを確認でき、再び原点に戻れたような気がします。ぜひ、今後の仕事に生かしていこうと思います。このような機会を与えていただいたことに、とても感謝しています。ありがとうございました !
チーム翻訳 ( 全19チーム )