映像翻訳|海外のテレビ番組や映画の映像翻訳を仕事にするための学校です。多くの修了生、受講生がドラマ、アニメーション、ドキュメンタリー番組など多方面で活躍しています。

チーム・世界自然・野生生物映像祭

翻訳者さんの生の声をご紹介!
メンバー全員で力をあわせ、1つの作品を仕上げた全19チームを紹介します。
チーム翻訳ならではの苦労話や感動秘話などをお楽しみください。
翻訳チーム17:チーム・JVTA
原題 : TRICKSTERS
邦題 : 自然界の魔術師
尺 : 52分
チーム名 : チーム・JVTA
メンバー : 山口真紀 ( リーダー ) / 中塚真子 / 萩原香
あらすじ
弱肉強食の自然界。生存競争を勝ち抜くために生き物たちは、さまざまな作戦で身を守り、獲物を捕らえる。その方法は、巧妙で驚くべきものばかり。“百獣の王”と言われるライオンでさえ、王者の地位を保つためには知恵を絞る。葉にそっくりな体で天敵を欺くコノハムシ。カムフラージュを利用して獲物を捕らえるマタマタやワニガメ。体の色や模様を利用して、身を守るカエルやヘビ、カマキリ。同種間でも縄張り争いで、トリックが用いられる。過酷な地で生き抜くために、においや見た目で、昆虫をおびき寄せる食肉植物。ワナを仕掛けて、じっくり待つ戦法を取るクモやアリジゴクなど、知られざる生き物たちのトリックを紹介する。
翻訳者さんの声
< 山口真紀さん >
日本映像翻訳アカデミーのスタッフ3人で、字幕翻訳を担当しました。学校でほぼ毎日顔を合わせているスタッフ同士でチームを組めたことで、表記やトーンの統一などは比較的スムーズにできたと思います。個人的には1秒3文字の制約に慣れるまでにかなり時間がかかり、自分の担当個所を最後まで訳し終えた時には、本当に本当にほっとしました…。4年前にも同じ映像祭のノミネート作品2本の翻訳を担当したのですが、前回はボイスオーバー、今回は字幕ということで、映像祭を通して、また貴重な体験ができたと思います。
< 中塚真子さん >
課外講座の中でも人気の高い 『 野生生物ドキュメンタリーを学ぶ 』。
今回は、私たちスタッフも翻訳を担当させてもらうことになったので、講義を聴講しながら、いろいろと参考にさせていただきました。固有名詞などの調べ物はもちろんですが、その生物についての調べ物もかなり慎重に行わなければならず、また、それを観客の皆さんに分かりやすい言葉を使って、厳しい字数制限の中で説明していかなければなりません。受講生の皆さんの苦労が手に取るように分かって、とてもいい経験になりました。
< 萩原香さん >
あらためて野生生物の作品の翻訳は難しいと痛感しました。
1秒3文字の制約のある中で、いかに情報の取捨選択をして、作品としてのつながりを失わずに視聴者にわかりやすく伝えるか。
この夏、子供たちが私たちの作品を見て、びっくりしたり、動物や昆虫、植物に興味を持つようになってくれたら、この苦労が報われる気がします。

チーム翻訳 ( 全19チーム )