メディア・アクセシビリティ科
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メディア・アクセシビリティ科
「バリアフリー字幕」と「バリアフリー音声ガイド」
すべての人に作品を届け、状況の違いを超えて一緒に映像を楽しみ、
感動を共有するためのスキル
「映像のバリアフリー化」という言葉をご存じでしょうか。情報のユニバーサルデザイン化の一環で、身体的なハンディキャップがある方や高齢者、日本語学習者、また多様化する視聴スタイルに対応するために、映像のアクセシビリティ(見やすさ・伝わりやすさ)を高める活動および施策を指します。
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は2011年からNPO メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)と共同で、“聞こえない、聞こえにくい”人のためのバリアフリー字幕、“見えない、見えにくい”人のためのバリアフリー音声ガイドを学ぶための講座を運営してきました。私たちが開講当初から変わらず掲げてきたミッション、それは映像のバリアフリー化の普及とそれを推進するために欠くことのできない高いスキルを持った優秀な人材を育成することです。
講座修了後は、受講中の課題を基にした評価をお渡しし、個別面談を行います。一定以上のスキル習得が認められた人には仕事が発注され、「バリアフリー字幕ライター」「音声ガイドディスクライバー」としてキャリアがスタートします。JVTAにはバリアフリーの受発注を担う専門の部署があり、プロデビュー以降も仕事上のアドバイスやサポートを受けられるのが特長です。
あらゆる境界を越えて映像にアクセスできる社会と、より豊かな映像文化を実現するためのカギとなる映像のバリアフリー化を、私たちと一緒に学んでみませんか?
※NPO メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)の詳細はこちら
メディア・アクセシビリティ科 概要
- ●曜日・時間
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<音声ガイドコース>土曜 10:00~12:30 全9回 ※2025年11月1日開講
<字幕ガイドコース>水曜 19:00~21:30 全12回 ※2026年開講予定 - ●受講対象者
- どなたでも受講可能
※字幕ガイドコースを受講希望の方は、講座内で使用する「Babel」がWindows対応のみのため、「WindowsPCを有している」または「開講までに導入の意思があること」が受講条件です。
- ●受講形式
- リモートのみ(Zoom使用)
【ご用意いただくもの】
・PC
・カメラ(PC内蔵のものでもOK)
・マイク(PC内蔵のものでもOK) ※質問をしていただく際に必要です。
・安定したネット接続の環境
※よりクリアにお聴きいただくために、ヘッドホンかイヤホンのご使用をおすすめしています。
コースのポイント
- ●スキル別に2つのコースを開講
- 字幕ガイドコース
話者名の表記における配慮、セリフ以外の「音情報」の伝え方の演習など、実践的なスキルを習得することができます。
音声ガイドコース
シーンの状況を伝える「場面転換」、登場人物の動きや表情の伝え方、情景描写、セリフとのコンビネーションなどを学んでいきます。
- ●修了後もスキルアップをサポート
- フリーランスのバリアフリー字幕ライター、音声ガイドディスクライバーとして活躍していただくことを目指しています。そのため修了後には個別に面談をして、今後のキャリアパスを一緒に考えていきます。
- ●プロの現場で使う制作ソフトを導入した実践的な授業
- 字幕ガイドコースでは、字幕制作ソフト「Babel」を使います。プロと同じ環境で学び、仕事の受注に必要な技術を習得できます。
※「Babel」の詳細はこちら
※映像のバリアフリー化に関する様々な取材記事や修了生の活躍を知りたい方はこちら
講師
日本映像翻訳アカデミーの講師は、いずれも映像翻訳・メディア業界の第一線で活躍するプロフェッショナル。当校が、NPO法人のメディア・アクセス・サポートセンター(MASC)と共に構築した全体プログラムを十分に理解したうえで、最も得意とするテーマを担当します。受講生を指導する熱意に満ち、授業では自身のノウハウや経験を惜しみなく伝えます。
カリキュラム
実務をこなすことを想定したカリキュラムを組んでいます。
受講料
受講料やお支払い方法については、料金一覧でご確認ください。
まずは無料の学校説明会へ
無料説明会では「映像のバリアフリー化」って何? という疑問から、カリキュラムや修了後の仕事のことまで、何でもお答えします。業界の現状や将来性、授業の概要も具体的にご紹介。受講する・しないに関わらず、映像のバリアフリー化に少しでもご興味のある方はぜひご参加ください。
※2025年11月は「音声ガイドコース」を開講します。説明会でも音声ガイドコースを中心にお話します。