動画配信サービスの普及により、あらゆるコンテンツに質の高い字幕・吹き替え翻訳が求められています。
映像翻訳は、単に1つの言語を別の言語に訳すだけが仕事ではありません。映像作品の物語を読み解き、制作者の意図、キャラクターの特徴などを理解した上で、適切な言葉を選び出すスキルが求められるのです。長く活躍できるフリーランスの映像翻訳者を目指したい方は、語学力だけではなく、多様な翻訳スキルや知識を習得することが不可欠です。

映像翻訳が必要とされる場面

いまや映像翻訳が必要な場面は多種多様。
映画やドラマはもちろん、ドキュメンタリー、ニュース、バラエティ、スポーツ、音楽番組、さらにYouTube動画や企業のPR動画、ゲームやライブイベントまで多岐にわたります。
そしてジャンルが多いということは、それだけ映像翻訳者の仕事の幅も広いということです。現代に求められる映像翻訳者は、幅広いコンテンツに対応ができる映像翻訳者ということになります。

映像翻訳を始める前に知っておくべき2つの手法

映像翻訳には、字幕と吹き替えの2つの異なる手法があります。文字と音声という アウトプットの方法に違いがあるだけではなく、翻訳する上でのルールや作業工程も異なります。

字幕翻訳セリフのタイミングに合わせ、映像の下に文字を表示する。
元の映像の音声を楽しみながら内容を理解できる。
吹き替え翻訳(リップシンク)出演者が翻訳言語を話しているかのように声優が演じる。
俳優の口の動きやセリフの長さに合わせたセリフづくりが必要。
吹き替え翻訳(ボイスオーバー)出演者の元の音が薄く聞こえる状態の上から、翻訳言語を重ねる。
ニュースやドキュメンタリーで頻繁に使われる。

JVTAでは映像翻訳者を「字幕と吹き替えの両方をこなせるプロ」と考えています。 そのためスクールでは両方の手法を学び、幅広い技術と柔軟な対応力を身につけられるように指導しています。

<動画で解説!> 字幕と吹き替えはどう違う? 2分半で知る「映像翻訳の世界」