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株式会社ジェイ・スポーツの音声ガイド(解説放送)収録現場レポート!
JVTAが音声ガイド(解説放送)の制作に携わらせて頂いている、ジェイ・スポーツの音声ガイド収録現場をレポートします。「音声ガイド」とは、視覚障害者に映像を正しく理解してもらうために、元々入っている台詞や音楽、効果音などの音情報の合間に、画面上の登場人物の行動や、景色、場面の転換などの視覚情報を音声で解説する手法です。?ジェイ・スポーツは、BSデジタル放送で4つのチャンネルを持つスポーツ専門の放送局で、自社の最新設備で番組の収録から編集、放送を行っています。

ジェイ・スポーツ公式サイトはこちら
http://www.jsports.co.jp/


収録現場は、J SPORTS局内の音声収録スタジオ。この日、音声ガイドが収録された『BOOMER』は、スポーツを通じて「見る!」「知る!」「やってみる!」「楽しむ!」を体験できる情報番組(約15分)で、“BOOMERガール”が最新ギアやイベントなどを紹介していきます。今回の番組内容は、主にモバイル・オンラインカードゲームの紹介と手作り車両によるボックスカーレースのイベントレポートでした。

『BOOMER』公式サイトはこちら
http://www.jsports.co.jp/boomer/


ディレクターとして立ち会ったのは、JVTAの「バリアフリー視聴用 音声ガイド&字幕ライター養成講座」で音声ガイドの講義を担当する河野雅昭氏。ミキサーの方と共に、レコーディングブース内のナレーターに指示を出しながら、短いパートに分けて収録が進行していきます。


まず冒頭の数パラグラフをテストとしてナレーターに読んでもらい、その後、番組中に元々入っているナレーションやセリフとのタイミングが合っているかなどを細かくチェック。数ブロックに分けながら収録していきます。ナレーターへは「音声ガイドを認識してもらうために、あえて感情を出さずに淡々と」「少し急ぎ気味にしながらも焦った感じを出さないように」「分かりにくい人名はしっかり立てて発音する」などの具体的な指示を出していました。こうして「テスト→本番→確認→修正」という具合に、最適なガイドになるまで何度も作業を繰り返していきます。また、どうしても音声ガイドが尺に収まりきらない箇所は、その場で「の」を取って調節をする場面もありました。

言葉のアクセントにも細心の注意を払います。この日、検討していたのは「カート」「趣向を凝らした」などのアクセントの位置です。河野ディレクターは、原稿を片手に収録に立ち会ったディスクライバーの渡辺さんに、本編のナレーションの発音との整合性が取れているかを確認するよう、指示していました。

最後に収録が終わった素材をもう一度通しで流します。河野ディレクターが映像と合わせて音声ガイドをチェックする一方、渡辺さんは原稿を見ながら収録抜けがないかを確認。午後2時過ぎから始まった収録は休憩を挟んで4時半ごろに終了となりました。


音声ガイド作成者(ディスクライバー)の渡辺洋美さんに作成の苦労や収録現場で気づいたことなどを伺いました。こちらからご覧ください。
http://www.jvtacademy.com/news/?id=612


2013年6月2日日開講!
「MASC×JVTA バリアフリー視聴用 音声ガイド&字幕ライター養成講座」

講座の概要はこちら
http://www.jvtacademy.com/chair/lesson3.php
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