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【特別講義:プロほど学べ!~映像業界で働く人たちへ~】開催レポート(Nov.18)
去る11月18日、欧州での日本映画研究の第一人者、ローランド・ドメーニグ氏(オーストリア・ウィーン大学准教授)による特別講義が開催されました。「プロほど学べ! ~映像業界で働く人たちへ~」と題し、映像翻訳の本質を探り、新たな映像翻訳の姿を描いていこうというものです。

参加者は、映像業界において就業している修了生から、本気でプロフェッショナルを目指している受講生、当校の講師、映画関係者、海外映画祭ディレクターまで来場し、教室は満員状態。意見の交換や質問などで、教室は熱気で溢れていました。

例として取り上げた映画は、なんと10作品! 1930年代の海外作品から、時代劇、ハリウッド大作、70年代ピンク映画の異色作、フランスの巨匠作品と、国籍問わず新旧織り交ぜた多彩なラインアップ。
ローランド先生から提示される問題点は、意表をつく角度から投げかけられ、新しい発見の連続でした。
普段はなかなか目にすることのない映像もみることが出来、参加者にとって貴重な体験となりました。

様々な日本映画の翻訳経験、そのスクリーニングに関する研究、また大学での授業をとおして、あらゆる視点から磨かれた論旨。グローバルな視点から話される映像翻訳観は、斬新でとても刺激的なものでした。
「翻訳者の仕事を隠すことをやめましょう!翻訳者の堕落と戦いましょう!」と、最後に翻訳者を含め映像に携わる私たちにエールを送り、約2時間半にも及ぶ特別講義は、幕を閉じました。



ローランド・ドメーニグ
ウィーン大学 東アジア研究所准教授。専門は日本映画史。映画祭のキュレーターやプログラマーとして国際的に活躍する。『もののけ姫』(宮崎駿監督)のベルリン映画祭出展用ドイツ語字幕翻訳を手掛けるなど、映画、映像翻訳者としても多くの実績を持つ。また「日本におけるスクリーンプラクティス(映写文化活動)1800~1920」をテーマに研究を重ねている。

「日本映画史は幻灯から」朝日新聞社asahi.comの記事より(2009.1.28)
http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY200901280204.html
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