修了生の磯崎留実さんは高校卒業後、アメリカの大学に進学。英語の習得に関しては、現地での実生活から学ぶ、いわゆる「たたき上げ」スタイルだったという。そのため、英語を感覚的に捉える方向に偏ってしまい、論理的に読み解くという作業から長らく離れていた。そんな磯崎さんが、JVTAで映像翻訳の授業を受けながら、「やはりテクニカルな部分の補強が必要だ」と感じた時に出会ったのが、山根克之講師のコラム「ロジカルリーディング力を鍛える」 だった。

「このコラムには多くの学びが詰まっていて、夢中になり一気に読破しました。同時に、翻訳者としてこの強化コースを受けるしかないと思いました。ちゃんと取り組めば弱点を克服できるに違いないと、心が躍ったのを覚えています。」(磯崎留実さん)

◆「説明できないものは原稿にしない」
磯崎さんは、ロジカルリーディングの授業のなかで、何度となく「そこまで考えるのか!」と衝撃を受ける。特に山根講師の「説明できないものは原稿にしない」という言葉を聞き、目が覚める思いだったと振り返る。翻訳者としてどうあるべきか、襟を正すことができた瞬間だったそうだ。それ以来、自分がこの作品の一番の理解者になるんだという気持ちで、とことん作品と向き合うようにしているという。

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