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vol.31 『アンカーウーマン』 by 丸山雄一郎


4月のテーマ:ピンク

私たちスタッフは、「皆さんにとって役立ち、信頼を持っていただける存在でありたい」と常に思っています。それはこの学校に通っている、通っていたことを絶対に後悔していただきたくないからです。そしてそう思っていただけるように、日々、私たちは努力を重ねているつもりです。

この映画の主人公は、ミッシェル・ファイファー演じるタリー。タリーはニュース番組のアンカーを目指して、マイアミのTV局に勤め始めます。そして、タリーの才能と魅力に引かれ、彼女を全米のトップアンカーに導いていくのが、ロバート・レッドフォード演じるウォーレンです。
ひとことで言うと、ロマンティックなラブストーリーという感じなので(笑)、大人の皆さんにはもう一つ物足りないかもしれませんが、僕はこの映画が大好きです。こう書くとオーバーだし、そんなに格好良くないと怒られそうですが、僕はこの映画のウォーレンのような存在になれたらと本気で思っています(笑)。
そして、『映像翻訳』という道を志し、そこに未来を求めている皆さんにとって、この学校と私たちが、ウォーレンのような存在であれば、冒頭で書いたことを皆さんにもっと感じていただけると思うのです。

映画のエンディングで使われているセリーヌ・ディオンの曲の歌詞に
こんな一節があります。

You saw the best there was in me

GWに観たい映画やDVDが決まっていない方は、ぜひ一度、ご覧になってください。

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『アンカーウーマン』
監督:ジョン・アヴネット
出演:ロバート・レッドフォード、ミシェル・ファイファー 他
製作年:1996年
製作国:アメリカ
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