発見!今週のキラリ☆

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2010年9月 アーカイブ

vol.89 「ラジオのすすめ」 by 藤田彩乃


9月のテーマ:音楽

ロサンゼルスに来てから、 アメリカで流行している楽曲に詳しくなった。日本にいたら絶対に聞かない類いのチャラチャラしたリズムと意味不明の歌詞の曲でさえ、無意識に歌詞を覚えてしまう。なぜか。実はラジオを聞き始めたのだ。その理由は車を運転し始めたから。 渋滞が名物のロサンゼルスでは、一説によると ドライバー1人当たり年間72時間も無駄にしているらしい。スムーズに運転している時はもちろん、渋滞にひっかかった時の持て余した時間にできることと言えば、音楽を聴くことか(大声で歌うことも)、電話をするかしかない。もちろん運転中に電話をする際は日本と同様でヘッドセット着用が義務づけられている。ちなみにアメリカでは車内だけでなく、道を歩きながら楽しそうにヘッドセットで電話をする人がとても多く、独り言を大声でつぶやいているように見える。今ではもう慣れたが、当初は一人で笑っている人を見て、頭がおかしい人かと思い本気で警戒した。

東京で電車通勤をしていた時はiPodを持ち歩いていたので、自分が購入した好みの曲だけを聴いていた。今でもiPodをステレオに接続して邦楽やサントラなどを聴いているが、手持ちの曲の数が少ないので飽きるとラジオに切り替える。ロサンゼルスで一番メジャーなラジオ局と言えば 102.7 KIIS FM。「アメリカン・アイドル」でおなじみのライアン・シークレストがホストを務めることもあり、街の至る所にハリウッド大作と変わらぬ大きさの宣伝看板が出ている。KIIS FMでは、とにかく流行の曲が文字通り耳にタコができるくらい流れる。Lady GagaのPaparazziが大流行した時は、気が狂いそうになった。幸いアメリカはラジオ局の数が無数にあり、それぞれにカラーがあるので、自分の好みの局を見つけるとかなり楽しい。

また自宅でも、もっぱらインターネットラジオを利用している。以前はポップ、ロック、ジャズなど、ジャンル別にチャンネルが分かれていて、そのジャンル内の曲を流す局を選んで聞くタイプが多かったが、最近では、お気に入りのアーティストや曲名を入力するとすぐに似たような音楽を探してきて、次々にストリーム配信してくれるものもある。その選曲が気に入った場合は「thumbs up」、気に入らなかった場合は「thumbs down」のアイコンをクリックし、選曲の傾向を調節することまでできる。すでにカテゴライズされたリストからではなく、指定した曲のリズムやサウンドを分析し、それに似た曲を探してくれるので、ジャンルを越えて知らない曲を発見できたり一風変わった編曲のカバー曲に巡り会えたりするのが魅力だ。もちろん録音や巻き戻しなどはできないが、気に入らなかったら5曲程度まではスキップすることができる。自宅でBGMとして流す分には十分だし、自分で時間をかけて音楽を整理したり容量を気にしたりしなくていいので気に入っている。好きな曲だけ聞きたければ、インターネット上で好きな曲を検索して登録できるウィジットもある。メジャーな海外アーティストの曲はたいてい探せるので、ネット上に無料で自分のiPodを持つようなものだ。

おかげで音楽を以前よりも聞くようになったが、そのかわり読書量が格段に減った。通勤1時間の時代は、数日で新書1冊を読み切っていたのに、今では買ったばかりで触ってもない本が山積みになっている・・・。移動中ばかりでなく、自宅でゆっくり本を読む習慣をつけなくてはとつくづく思っている。

vol.90 「励ましの歌」 by 野口博美


9月のテーマ:音楽


皆さん、初めまして。MTCに新しく入った野口といいます。

このたび初のキラリを書くことになり途方に暮れてしまった。
今月のテーマは、よりによって「音楽」。
音楽に詳しい周りのMTCスタッフたちとは違い、私はほとんど音楽を聴かないのだ。
どうしよう...。と悩んでいたが、そういえば落ち込んでいる時に音楽に助けてもらったことがあるのを思い出した。

かなり昔の話で恥ずかしいのだが、スピードの「Body&Soul」という曲がある。
中学時代、私はバスケ部に所属していて、一度レギュラーから外されたことがあった。
意外と負けず嫌いな私は"奪われたものは 取り返さなくちゃ アタシらしくいられなきゃ意味がない!"との歌詞に共感し、奮起した末にレギュラーの座を奪い返した。
"奪われたもの"とはたぶん男のことなのは承知していたが、そこは都合のいいように解釈したのだろう。それにしても我ながらよく頑張ったなと思う。

最近の話だと、実践コースを修了後、トライアルを受け続けるもなかなか合格できなかった時期がある。その頃、Jimmy Eat Worldの「The Middle」という曲をよく聴いていて、ずいぶん勇気づけられた。

"It just take some time, little girl, you're in the middle of the ride. Everything, everything will be just fine. Everything, everything will be alright"

私は決して"little"ではなく、どちらかといえばでかいのだが、そこは気にしないことにして「もうちょっとすれば、全部うまくいくんだ」と信じて、気づくとこの曲をくちずさみながら課題に取り組んでいたことを懐かしく思い出した。はたから見たら、かなり怖い光景だったろう。その後どうにかトライアルに合格し、縁あって8月からMTCで働くことになった。人生、本当に何があるか分からない。

かつての私のようにトライアルに何度も挑戦している方も、あきらめなければきっと道は開ける。ぜひ頑張ってほしい。

そんな私も新しい職場で何が何だかわからない感じで毎日が過ぎていっているが、近い将来、少しでも受講生や修了生の皆さんのお役に立てたらなと思う。

というわけで皆さん、よろしくお願いします!